IPOの労務監査では、どんな報告書が出てくるのか?
昨日のことですが、変わったご相談をいただきました。
「今IPOを考えていますが、労務監査(弊所の人事労務監査)をお願いすると、どんな内容の報告書が出てくるのでしょうか?」
今回は、(人事、経営)労務監査のご依頼ではなく、労務監査報告書の内容についてのご相談というもの。伺うと、労務監査自体は、幹事証券会社から言われたわけでもなく、監査法人から指示があったわけでも無いという。
(まあ、IPOで労務監査が義務付けられているわけでもないので。)
市販の「労務監査」の書籍は調べられたようで、ざっとはご理解なさっているようでしたが、実物のイメージがつかめない、それで相談に伺ったと言うことらしい。
ちょうど昨年、1件労務監査を実施したので、社名を伏せて「だいたい、労務監査報告書って、こんなもんです」と説明。書籍にもチェック項目のリストはありますが、「採用・人材育成」「女性活躍」のあたりは個人的には監査項目に入れたいところ。未払い債務になりがちな残業代や、トラブルになりそうな労働時間管理は厳しめにチェックしたい。
「会社の現状の人事労務で悪いところをリストされるんですね。改善報告は要るんでしょうか?」と、女性ご相談者様。
「いえ、報告書(成果品)をベースに改善等するんです。ただ、1年でできることできないことがありますが。後は、証券会社さんやら監査法人さんから別に指示があると思いますが。」と私。
上場後も利益を継続して上げられるように、人事労務の面から支援するので、先ほどの追加項目は意外と重要である旨もお伝えしました。
私 「で、IPOの労務監査、いろいろな社会保険労務士事務所がやっていると思いますが、なぜウチの大阪社労士事務所を選んでご相談に?」
男性の相談者様「よその社会保険労務士事務所さんは、労務監査の料金が50万円60万円が最低の基本料金で。こちらは、安かったので、相談料もお安いと思いまして…。」
実際Google検索すると、やはり50万円60万円と人数増しや旅費交通費で100万円以上が相場のようになっています。弊所・大阪社労士事務所の人事労務監査料金が激安なのは分かりました。
この相談料は、普通にいただきました。
ありがとうございました。
※守秘義務の関係で、脚色しています。
大阪社労士事務所
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