紙の給与明細書を、ウェブ明細などに変えたい

そろそろ、お客様からのご要望が増えてきましたので、ここに少し整理しておきます。それはタイトルにあるように、
「紙の給与明細書を、ウエブ明細か何かに変えたいので、提案してください。」というもの。

約3年前にも似たようなブログ記事をアップしておりました。
紙の給与明細書を、ウエブ給与明細に変える
このときにも、ウェブ明細に変えたいというご希望があり、備忘録がてら記事にしました。その後、その企業様は「お金を出して」ウェブ明細に変えられました。顧問社会保険労務士が、あまり悩む必要はなかったかも知れません。

で、今回は実はすでに変更しました。
役員様・社員様合わせても1ケタですので、それが可能だったと言えます。紙の給与明細書から、pdfに変更しました。グループウェアで各人に投げる形になります。

ですので、取りあえず追加の費用はゼロ円です。ここでお金が掛かるとお客様から「ボツ」連絡がありますので…。

大阪社労士事務所・紙の給与明細書を、ウェブ明細などに変えたい

ご相談のあった企業様の場合、グループウェアを導入されていたので、ある程度セキュリティ的にも安心できる「明細の渡し方」になっているかと思います。

方法は、弥生給与から給与明細を印刷し、その際pdf作成のプリンタを指定します。出力されたpdfを、ACROBATで1ページごとに分割します。それをお客様にお渡しします。単純と言えば、単純です。先に書いたように、10人に満たない人数なので可能なことです。

無料でウェブ明細にする

選択肢はあまりありません。

●IEYASU給与明細
外部リンク→https://payslip.ieyasu.co/

無料です。デメリットは、csvをIEYASU似設定し直す初回が大変かと。それさえクリアできれば、しばらくは使えると言って良いでしょう。

●SmartHR
外部リンク→https://smarthr.jp/

30人までなら無料です。マージンを取れば、20人台半ばまでが現実的でしょうか。デメリットは、給与データの移行。まあ無料で使えますので、文句は言えません。

Q. 顧問社労士と一緒にSmartHRを使うには?
顧問社労士とともにSmartHRを活用するヒントとは?

有料で良いので、ウェブ明細

3年前と違って選択肢は確実に増えています。各自で、グーグル検索をしてください。

一つ書けるのは、1)現状の給与計算ソフトをどうするのか、2)タレントマネジメントシステムや人事評価制度が入っている場合、それは簡単に取り込めるのか、3)勤怠管理システムとの整合性は取れるのか、くらいはチェックしておきます。ERPシステムとの兼ね合いも考えておいた方が良いかと。人事総務系と業務系が分かれていると面倒くさいことがありますので。

結局のところ

お客様次第です。

ITコーディネータのいる社会保険労務士事務所=弊所・大阪社労士事務所に是非ご相談ください。

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