「再雇用の社員の役職について、考えて欲しい」
労務相談顧問のお客様から、数ヶ月前にご相談をいただきました。
総務部長「再雇用する社員の役職を付けて欲しい。」
私 「えっ、私が役職を付けるんですか?」
周辺の情報を、守秘義務に触れない範囲で列記します。
- 再雇用者は、現在のところ◯◯部長という役職
- 新しい◯◯部長の役職者は内定済み(実際は知らない
- ◯◯部長は使えないので、それ以外の役職で
- 業務的には、新◯◯部長の補佐、ある意味教育係
- 部長代理や部長補佐は考えたけれど、対外的に降格に見えるのでバツ
- ご本人の希望で、再雇用後は1年乃至2年で退職する見込み
私 「部長補佐で良いかと思ったんですが、ご検討なさったとは。」
部長「まあ、カッコ良くて、見栄えのする、横文字以外の役職を付けてよ!」
私 「そうですね、『参与』ならいかがでしょうか。」
参与については、グーグル検索してもらうと分かりますが「経営者の補助」あたりが多く出てきます。役職ランクで言えば、部長職に等しいとも。
その場では、総務部長も了解いただき、社内で提案、検討する旨発言されました。
つい先日、気になったので、そのことについて伺うと、、、、、
部長「ああ、『顧問』になりました。」
顧問という名称ですが、私のような業務委託契約(労務相談顧問)でなく、給与を支払うタイプ。労働時間も、今までと同じくフルタイムに近いそうで。
部長「社長が、『顧問』を提案したので、もう反対できませんわ。」
そういうこともあります。
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