社員アンケートを、手際よく実施する

実は、アンケート大好きな私桑野です。ポイントがもらえるから??

社員アンケートですが、ほとんどの企業様では実施に至りません。紙ベースでしようが、匿名性の高いウエブタイプでも、反対の声が出ます。反対の声は、従業員・社員の側からだけでなく、実施する会社側・人事労務担当者からも。

※こんなことを書くのは、ある経営コンサルタントさん(達)が「社員アンケートを実施することなんて、簡単だ」「悪い回答はほとんど無い」と言われたので。事実ならそれは良いのですが。数千名規模の上場会社なら別問題(無関係?)です。

弊所のお客様やお問い合せやご相談をいただいた企業様の声は、こんな感じでしょうか。お手軽な問題解決の方法として、社員アンケートをご提案することもあります。

  • 人数が30名様ぐらいまでの企業様
    • 誰が回答したか、見れば分かる。
    • 誰も、回答したがらないのでは?
    • ウエブタイプのアンケートにすると、アンケート画面までたどり着かないのでは。
  • 人数が数百名ぐらいの企業様(非上場非公開企業です)
    • 集計が面倒ではないか(YESorNOだけのアンケートは無理では?)
    • 個人批判になってしまうおそれがある。

大阪社労士事務所・社員アンケートを、手際よく実施する

人数に関係なく、言われることがあります。それは、「社員アンケートを過去に実施したことがない」「寝た子を起こしたら、どうする」です。

最初は、従業員・社員の意見を聞きたいと言うことで、弊所・大阪社労士事務所へご相談いただきます。抽出しての座談会や、全員対象のアンケートなのか、選択肢を示して。打ち合わせの場でどこからともなく反対の声が出てきて、社員アンケートの実施に至りません。おそらく、社内での実施合意ができていなかったけれど、ご相談いただいた結果でしょうか。ご担当者レベルでも、経営幹部レベルでも、「やっぱり…」と言うことに。

あるいは、制度導入や制度廃止の場合も、ほかの事項と合わせてアンケートで意見を聞こうとするのですが、なかなか…。

社員アンケートで実施できたのは、長時間労働で労働基準監督官から是正勧告・是正指導を受けた場合くらいと言って良いかもしれません。匿名ではなく、実名での実施ですが、個別のヒアリングですから、できて当たり前ですね。

社員アンケートを手際よく実施するには

  • 社内合意またはトップダウンで、計画する
  • 批判的な回答が出てきても受け止める
  • 事前に、総務・人事部門の最少人数でテスト実施して、項目の見直し・練り直しを
  • 択一方式だけにできれば良いが、聞きたい内容によっては記述式も
  • 紙ベースでなく、Googleフォームなどでのウエブタイプのアンケートに

企業内に労働組合があれば、労働組合が組合員アンケートなどを実施していることもありますが、生情報は会社側に提供されません。

ちなみに、過去にご相談を受けた「アンケートで知りたい内容」は、こんな感じです。

一番効果的・有意義だと思う、従業員・社員の退職時に「本当の退職理由」を聞くアンケートも実施には至っていません。理由は、…。


大阪社労士事務所

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