この仕事は、あの人しかできない

【大阪社労士事務所は、人事労務の面を通して、企業価値の向上に寄与します。】

お客様から、ご相談。
「また、時間外(労働)が増えてきたんです。
 何かアイディアくださいね。」

過去に労働基準監督署の調査で、時間外労働が多いのと未払い賃金があることを指摘されて以来、総務部長はピリピリ。ただ、営業の部長や支店長クラスの方は、まったく解せず。
(業種は書けません。)

たまに幹部会議に出席すると、いつものお言葉。
「この仕事は、この人しかできないんです。
 お客様も、この人だから気持ち良く発注してくださるんです。」

総務部長から事情を伺うと、確かに某大手企業さんからの発注は特定の従業員さんを経由してのものだけ。他の従業員さんに担当を分担してもらうこともできないのだとか。

某大手企業さんからの発注時刻がなぜか遅い。終業時刻を大幅に過ぎたタイミングで発注が入る。部長に電子メールのコピーを見せてもらうと、確かに・・・。

私がご提案させて頂いた策は、こんな感じです。
●人事労務総務でできることは限られています。社長に「気持ち」を社内掲示板に流してもらいましょう。
●ずっとお願いしている業務日報をもっと書きやすい様式に。(←時間表示を入れただけですが。「情報収集」は×、待ち時間は「待ち」表記を。)
●勤務時間帯の変更。
●業務マニュアルの作成。(新卒の学習用として、という建前で。)

私の担当である総務部長さんの不安のタネを少なくし、営業や支店長さんの不満を少なくし、社長さんのメンツも保ちながら、あれこれ提案させて頂きました。
「コレだけ??」

実際は、もっとご提案の内容は多く細かいです。
特定の従業員さんに向けてだけの対策より、全社的に対応した方が良いと考えてのご提案です。その次のご提案も、用意した上で。


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