「課長から解雇と言われた」その後の話し

お客様の人事総務のご担当者から電話が入りました。
「うちの営業の課長が部下の社員にクビを言い渡したそうなんです。それで、、、、、」

まとめておきます。が、守秘義務の関係でぼやかしている部分もあります。

  • 従業員数は、100名に満たない。
  • 弊所・大阪社労士事務所のお客様に多い、専門商社。
  • 営業の課長の上には、部長がいる。
  • 営業の課長は、取締役などの役員ではない。

クビを言い渡された社員から「私はいつで辞めないとイケナイのでしょうか」と人事総務の部署に相談が来たところで、「課長がクビ言い渡し」事件が発覚。言い渡されてから、3日ほど経っているそうで。

この解雇対象の社員の人物像は、こんなところ。(伝聞~

  • 営業の課長の業務命令を聴こうとしない(課長によると)
  • 業務成績は良くもなく悪くもなく(人事評価によると)
  • 普段の勤務態度は、遅刻欠勤はないが、自ら同僚とつるまない(人事総務によると)

大阪社労士事務所・「課長から解雇と言われた」その後の対応

結論としては、次のようなところでしょうか。
●人事権のない課長から言われた解雇通知は、考えるまでもなく無効
●ヒアリング内容からはパワーハラスメントに該当

その営業の社員としては、辞める気もなく、むしろずっとこの企業で勤めたいとのこと。まあ、完全週休2日制で退職金もあり、年収も福利厚生も規模を考慮すれば、「良い」。あっ、非上場です。上場の関連企業でもありません。

その社員からは「大ごとにしたくない」意向だったので、ただ人事総務の担当としては何もしないわけにもなく…。取りあえず、手打ちすることにしました。今後、営業の課長の業務命令を意味なく拒否することはしいないと約束した上で。営業の課長にも、言い過ぎはパワハラになると注意して。
(営業の課長は、この社員に対してかなり不満が貯まっていたそうです。「クビ」と言いたいのは分からないでもないですが、人事権の委任もありませんし、部長に報告してもらうのが良かったかと。いや、部長さん、気がつかなかったのかな。)

クビを言い渡したのが、営業の部長であれば、また状況は違ったかも知れませんが、こんな感じで一件落着。このお客様の場合、幹部会議で解雇を決定するので、分かりやすかったのです。

助かりました。

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