「なんで、薬剤師になるんでしょうか?」
もしかしたら、今日のブログ記事は薬学部や薬剤師に関係する方、ドラッグストアに関係する方にとっては、反感を買ってしまう内容かも知れません。もし不愉快に感じられた場合も含め、あらかじめお断りしておきます。
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ある企業の事務担当者さんと会話をしていて、質問があったことです。
「なぜ、薬剤師になって、ドラッグストアに勤めるんでしょうか?」
その事務担当者さんに言わせると~
- 難しい薬学部に行って、薬剤師の試験にも通って、なんで?
- 普通は、製薬会社に行って研究開発をしたり、大きな病院で薬剤の専門家として活躍するのでは?
- ドラッグストアって、立ちっぱなしだし、長時間だし、大変そうに思えるけど?
「ホンマですよねえ」で済ます方法もありますが、あまりにも単純な発想だったので、真面目に対応してみました。
ここに書いていることは、私桑野の感覚で書いています。
- 仕事を選ぶに当たって、いろいろな事情がある
パートタイムでしか働けない何らかの事情がある(時給は一般事務より良いです)、向き不向きがあり接客すること自体が好きな方もいる、奨学金の返済のため(あるらしいです)、などなど。 - 薬品の研究開発は薬剤師だけではない
少し考えれば分かることですが、医師(医学部)もいるし、工学部や理学部、農学部を出て研究開発に携わる方も。薬剤師さんだけではないのは、当たり前でしょうか。 - 大きな病院での勤務
「向き不向き」「合う合わない」もあると思います。←経験がないので上手く語れません。時には、夜勤もありますし、それがイヤな場合も。
「もったいないと思いません?」と、事務担当者さん。
確かに、私の感覚だと薬学部って偏差値が高い、私学なら学費も高い、おまけに今は6年間(確か私の高校時代は4年制だったような気が)、いや確かにもったいない気がしてきました…。
その事務担当者さんがポツリと、
「実は私、大学受験の時に薬学部をいくつか受験したんですが、全部不合格だったんです。それで、今はこんな仕事(事務担当)に就いてるんです。(←全然悪い仕事だとは思いませんが:桑野注) 何か『もったいないな』と思って。それだけなんです。」
それを言い出すと、法学部を出て弁護士になっていない、教育学部を卒業して学校の先生になっていない、工学部を出てエンジニアになっていない、世の中にはいっぱいいますね。防衛大学校出ても、自衛官に任官されてない方も周辺でさえチラホラ。
20年以上昔に知り合いの薬剤師の女性と会話をしていて、薬剤師になった理由は「親が手に職を付けとけって」、それを思い出しました。
最終的には、「職業選択の自由がありますから」。
世の中のためヒトのためになっているので、また薬剤師の資格自体を使っているので、全然良いと思います!
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