オンコール待機は労働時間?それとも?

オンコールと聞いて、何を思い浮かべますか?
こっちでしょうか? ↓↓

オンコール(おんこーる)とは、病院などの医療施設で採用されている勤務体系のひとつで、急患時の対応役として待機することである。 当直が病院内に拘束されるのに対し、オンコールの場合は自宅などの病院外にいて良い。 ただ、いつでも出勤要請に応えられるよう、連絡の取れる状態でいる必要がある。
(オンコール | 看護師の用語辞典 | 看護roo![カンゴルー]から引用)

今日の記事の「オンコール」は、機器・システムに不具合・トラブルがあった場合の緊急呼び出しです。通信機器や金融機関のATMなどがパッと思い付きます。
(と言うか、画像で分かっていたと思いますが…。実際には、アラートを受けてです。)

いわゆる平日の勤務時間帯であれば、オンコール体制について問題が生じることは少ないと思います。労働者として雇用されている方がオンコール対応に当たることが多いからです。

「深夜や休日に、オンコール対応をさせるにはどういう労務管理、時間管理が良いのか?」
ある企業様から寄せられたご要望です。

大阪社労士事務所・オンコール待機は労働時間?それとも?

医療業界においてのオンコールについては、色々な方が解説していますので、ここでは「緊急の保守・修理」だけを取り上げます。労務の提供の形態としては、「業務委託」のスタイルを取るのか、「雇用」で行くのか。

一つ分かっているのは、「事業所や指定された場所にいることを強制された場合」は、業務委託でも雇用で当直・宿直にしても、労働時間とされる可能性が非常に高いことです。業務委託で契約していても「労働時間」扱いされると思った方が良いでしょう、とくに業務委託の相手方が個人の場合。指定場所での宿直も「全ての事業所滞在時間を労働時間とされる可能性が高い」と思ってください。宿日直の許可を取っていても、医師や看護師さんのそれとは違います。
(もちろん、緊急の修理対応をしている時間はもともと労働時間です。1/3以上の賃金額を支払っていても、、、、)

オンコール対応自体が、通常の業務ですので、医師等の扱いとは違います。

「事業所や指定された場所」に滞在させる必要があるなら、滞在時間=労働時間として賃金を支払うのが無難。ただそうすると、労働時間規制の関係で、最低でも一つのエリアあたり4人は必要になってきます。でも、ご要望をいただいた企業様からは2名で回したい、と。夜間や土日祝だけに限定する方法もありそうですが。

労働基準監督署から是正勧告を受けたり、労働裁判(?)を提訴されているそうです。書面は確認していないので、何とも言えませんけれど。そもそもの委託元が、日本を代表する通信会社や電気会社らしく、社内にはそれらの企業からの表彰状が何枚も飾られていました。

顧問弁護士の先生もいらっしゃるらしいのですが。
いくつかご提案させていただいたのですが、顧問弁護士の先生と改めて調整されるそうです。

※守秘義務の関係で、脚色しています。

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