デジタルトランスフォーメーション、検討と共に

あるお客様との雑談での一コマ。
「桑野さん、あの最近よく聞く『デジタルトランスフォーメーション』あれって、いったい何なんです?」

一応名刺にはITコーディネータという資格を入れているので、訊こうと思っていただいたのでしょうか。それとも、別の話題を振りたかったのか、定かではありませんが。
(3,4年前は「ホームページ作りたいねんけど、相談に乗ってくれる?」、2年ほど前は「勤怠管理システムはどれがエエの?」と来て、今回はデジタルトランスフォーメーション! 本領発揮できます。)

ウィキペディアによると~
デジタルトランスフォーメーション(英: Digital transformation)とは、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念である。デジタルシフトも同様の意味である。2004年にスウェーデンのウメオ大学教授、エリック・ストルターマンが提唱したとされる。ビジネス用語としては定義・解釈が多義的ではあるものの、おおむね「企業がテクノロジー(IT)を利用して事業の業績や対象範囲を根底から変化させる」という意味合いで用いられる。

はい、ウィキペディアを引用するときは、自信がないか、勉強不足の時です。

大阪社労士事務所・デジタルトランスフォーメーション、検討の前に

お客様の総務部長から追加の質問。
「デジタルトランスフォーメーションって、デジタルツールを導入することだと理解してるんですが、弊社だと何を導入するのが良いですか?」

私 「部長、その前に。。。。。」
RPAの時にも同じようなことを書いた記憶があるのですが、まずは業務フローの見直しが必要かと。そうでなければ、既存に業務をただ単にデジタルツールで置き換えるだけでは、余計な費用を掛けるだけでもったいないです。先に、業務フローの見直しや周辺業務自体の見直しをすると、効率的・前向きな改善につながります。

部長「そっち、行きましたか。じゃあ、何でDXっていうの?」
私 「トランスって、英語だと『X』(エックス)で表現するからじゃないですか。」
(トランスと出るとシスが出てきます。大昔の高校時代の生物の授業、血液型を思い出します。トランスAB型とか。)

ただの雑談でしたが、そろそろ普通の中小企業様でも気になってきているらしいことが分かりました。IT関係のセミナーでは、DXは毎日開催されるテーマですから、若干麻痺状態でした。

デジタルで変化・変革させるのがデジタルトランスフォーメーションですが、検討時や導入時に間違ってしまうと、本来見込まれる効果が発生しません。◯◯商会さんにお金を落とすことも構いませんが、まずは「業務フローの見直し、もっと書けば業務自体の見直し」から始めていただければ幸いです。

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