「厚生労働省の就業規則をベースに作りたい」

ホームページを見られた企業の経営者様から、お問い合せがあったのが数ヶ月前。電話が欲しい旨、問合せ内容に有ったので連絡しました。
「厚生労働省のホームページにあるモデル就業規則をベースに就業規則を作りたい。」とのこと。

少し電話口で伺いました。

  • 従業員数が10名になったので、就業規則を作ることに決めた。
  • 厚生労働省ホームページのモデル就業規則をベースに、作成の指導をして欲しい。
  • 社会保険労働保険の手続きは自社でできるのと、労働トラブルもないので、顧問契約は考えていない。

費用面を訊いてこられたので、「それでは、タイムチャージでアドバイスしている時間だけ、貴社に伺ってる時間分だけ報酬をいただきましょうか」と提案したところ、ご承諾いただきました。
(オンラインZOOMではなく、実際に伺うことに。)

▶厚生労働省:モデル就業規則について
(平成31年3月版が現時点の最新。ワード形式を使います。)

大阪社労士事務所・「厚生労働省の就業規則をベースに作りたいのですが」

  • 1日目:モデル就業規則について解説。質問と要望と、、、、、いろいろをレクチャー。3時間ほど。
    • 義務なのか努力義務なのか、あるいは民事なのか不要なのか、中小企業の平均レベル、追加した方が良い項目など。
    • 週休2日制で、かつ休日・労働時間についてイレギュラーな内容が少なかった印象です。
    • 休職・復職、短時間勤務については、とくに念入りにチェック。
  • 2日目:お客様が手を加えたモデル就業規則について確認のうえ、アドバイス。2時間ほどのはずが3時間。
  • 3日目:最終の確認。提出方法を含め、関係する各種労使協定類についてもアドバイス。2時間ほど。

連続した3日間ではなく、それぞれ2週間ほど間隔が空いています。企業様は常時2名で、主に社長様が質問役、取締役(社長様のご親族です)が筆記役。ざっと1か月と少し。

無事に労働基準監督署に提出でき、その報告もメールでいただきました。

ちなみに、お金(報酬)ですが、タイムチャージにしたので1時間あたり15,000円。最低時間数を1日2時間としました。結果、8時間で12万円+税。社長様と取締役様が相当読み込んで、修正も手際よくされていたので、この時間数で収まりました。

ただ、正直なところ、アドバイス+レクチャーだけでなく、バックヤード(弊所・大阪社労士事務所という意味で)でも何時間か使いましたので…。まあ、「就業規則の作成」をご依頼なさるよりはお客様側の立場で書けば若干安かったかなと思います。

労務相談顧問
就業規則の作成・変更・見直し

※守秘義務の関係で、脚色しています。


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