「助成金のこと、相談すれば良かったんや」

新型コロナウイルスの関係での、雇用調整助成金や小学校休校の助成金、テレワーク助成金もだいぶん落ち着いてきました。

タイトルは、顧問契約(労務相談顧問)を結んでいただいているお客様から言われました。別の助成金(両立支援等助成金)の関係で、打ち合わせたときにです。両立支援等助成金は、最新の育児介護休業規程や次世代法の一般事業主行動計画などがあり、全く経験が無いということで依頼されたものです。

あれ? ですよね。
タイトルの助成金は、雇用調整助成金のことです。この企業様は自社で申請書を作成され、提出されました。製造業ですが、休業しているとは全く知らず、数日間だったようですが。もう助成金は受け取っておられます。

雇用調整助成金について書いておきますと、
労務相談顧問のお客様には、自社で対応、申請されるようにアドバイス。
●手続きの顧問契約(社会保険労務士顧問)のお客様には、弊所・大阪社労士事務所へご依頼いただくようにアドバイス。
と、分けました。

大阪社労士事務所・「助成金のこと、相談すれば良かったんや」

労務相談顧問のお客様には、何と不親切な!」
ご事情をご存じでないと、そう思われるかも知れません。が、雇用調整助成金は、緊急雇用安定助成金を含め、「離職票や算定基礎届を自社で作成できるなら、自社で支給申請書を作成できます」。大きな声では言えませんが、他の助成金と違い「支給するための審査」を行うからです。他の助成金と違うことは、解雇があっても良いのが一番分かりやすいでしょうか。
(支給するための審査のことを書きたいのですが、自主規制…。)

助成金の書類作成アドバイスですが、労務相談顧問のお客様にも行っています。ただ、一言一句ではなく、書き方の支援です(表現が難しい)。それでも、皆さん支給決定まで到達しています。

雇用調整助成金・緊急雇用安定助成金については、ガイドブックやマニュアルが充実・親切なので、離職票や算定基礎届を自社作成できるなら、初めての企業様でも支給申請書を作成できたんです。

労務相談顧問のお客様に、助成金の書類作成アドバイスを行っても、顧問料以外の報酬・費用はいただいていません。一言一句なら、いただきますけど。

社会保険労務士顧問のお客様には、書類作成のリソースを考え、有料で対応しました。顧問料以外に支払うことを拒絶された企業様もいましたけど。

働き方改革推進助成金(テレワークコース)も、マニュアルがよくできていますので、よく似た感じでしょうか。
(社会保険労務士に作成依頼して規程10万円って。相見積もり必要??)

企業の側に立って考えれば、「何でも代行して金(報酬)」より「できない部分で報酬を支払う」のが正しいと思っています。

労務相談顧問
就業規則の作成・変更・見直し


大阪社労士事務所

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