「起業のため、会社を退職したい」
30歳代の若い会社勤めの方と、あることで話しをする機会がありました。タイトルにもあるとおり、「起業を考えているので、会社を退職したい」「起業するけれど、会社は辞めない」。前半は同じですが、後段は全く逆です。そう、同じタイミングでお二人と。
前者の「起業を考えているので、会社を退職したい」。
飲み会の場でも伺ったのですが、同僚も退職希望のあることを知っています。一般的な感覚なら、「エッ」でしょうか。
私が返したのは、「大きな会社なら、辞めろと言われるまで辞めたらアカンで」と。その方は、私が社会保険労務士として開業しているので背中を押すような返事を期待していたのかも知れません。反対意見でやめるようでは。。。。。
その方の人生について、責任を持つこともできませんし、コンテキストも知らないので。だから、「辞めるな」です。
本当に辞めるなら、辞めたい気持ちを上司や同僚に相談などしない方が良いと思います。辞める気持ちが固まったなら、上司等に「報告」するのは当然です。就業規則の規定を守って、です。
後者の「起業するけれど、会社は辞めない」。
最初は、会社を辞めるのかと話しを聞いていたら、形式上は副業・兼業の形を取るとか。
(こちらの30歳代とは、もう5年?6年?ん、10年くらい?のお付き合い。前者の30歳代とは、その日が2回目。愛想のエエ人です。)
事情があり、勤務先が認めているなら、外部の無関係な人間(=私)があれこれ言う必要はありません。が、「何で??」。
自分自身のことを振り返れば、30歳過ぎで無謀にも(!)社会保険労務士事務所を開業したので、他人のことは言えないかも知れません。
先のお二人とも、事業計画を立てて、いちおう収益が出ることを想定しているとも。夢ならチャレンジすれば良いんです。が、今の環境に不満があって、違うフィールドに行こうとしているのなら、それは同じことの繰り返しになる可能性もあります。
お二人とも、コトが上手く運んで欲しい。そう思います。
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