同日得喪できないんですか?
ご相談があったのは、短時間正社員へ転換するので、社会保険料はどうなるのか、と言うこと。
実は、無期転換ルールの転換でもなく、パート労働法の正社員転換措置でもなく、正社員から短時間正社員へ転換するケース。
「社会保険料は、どうなるんでしょうか?」
電話口の向こうの話しでは、
1)家庭の事情で、一度退職届を出した。
2)有能な人材だったので、引き留め策を行った。
3)退職届は結果受理せず、撤回に。
4)両者協議の上、労働時間の関係で、少しだけ所定労働時間を短くした「正社員=短時間正社員」に雇用区分を変更。
と言うこと。
過去に、その企業様では短時間正社員制度はなく、就業規則さえない。その従業員のためだけに制度を、形だけでも適用したいと。
●正社員でなくなる翌日から短時間正社員であれば、退職・再就職再雇用ではない。
●同日の得喪が許されるのは、定年退職後の再雇用者か、年金を受け取る権利のある60~64歳の者で退職後再雇用者。どちらでもない。つまり60歳未満~。
通常のルール通り、4か月後に随時改定の方法を取るしか仕方がありません。2等級以上下がっていれば、ですが。
お客様、かつ時間的に余裕があり、事前に作戦を練ることができれば、もっと別の方法・やり方をご提案できたかも…。
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