10年で年金がもらえたらラッキー?

某月某日、ある大企業の支店幹部の方と雑談。
「年金、いつになったら10年でもらえるようになるんでしょうね?」

(スポットのお仕事をいただきましたので、その打ち合わせで)

(途中若干省略)

「えっ(絶句)」
と、その幹部の方。
(10年で受け取れる年金額の想定をチラッと。)

公的年金(厚生年金保険、国民年金)を支払期間10年でもらえるようになるのは、消費増税とセット。昨年平成27年10月から実施予定でしたが、すでに延期中。

増税分は社会保障に充てるということで、消費税の税率アップがいつ行われるのか、そこがポイントです。延期延期ばかりだと、どうなるのでしょう。

公的年金は、40年間支払って初めて役に立つ気もします。年金受給の前提条件も『夫婦』『持ち家』のような気も。現在の「25年(以上)」でも不十分な気がします。

そうなると今後、単身者世帯が増えると、公的年金だけでは食べていけない方も増えると言うことでしょうか。

「公的年金とはなんぞや」と、少し考えさせられた打ち合わせでした。


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