入院保険は必要?

入院時の日数や手術の内容によって、保険金が支払われる生命保険(または特約)があります。
必要でしょうか、不要でしょうか。

結論です。

  • 現状であれば、不要
  • 健保組合・共済組合であれば、附加給付があるので、要チェック
    大企業に勤務する方、公務員であれば、給付内容はチェックしてください。
  • 互助会・共済会などがあれば、そこからの給付も要チェック
  • 病気に罹ったとき、「難病だから仕方ない」と思えるなら、入院保険は不要
  • 入院時は「絶対に個室でないとイヤ」なら、入院保険は要検討、いえ要加入

私のお客様である中小零細企業の従業員さんの給料は、そんなに高くありません。

入院保険は必要?」と質問されたら、
「生活に余裕がないのなら、加入しても意味は無いですよ」とアドバイスしています。
保険ですから、今日明日の生活が確実にならないのに、見えない将来のリスクに備えるのは、無意味です。

保険より貯蓄の方が先かも知れません。

ガン保険は必要?

ガン保険のコマーシャルがテレビで流れ、新聞雑誌には広告が掲載されていますが、3大死亡原因のガンに対する保険は加入すべきでしょうか。

結論は、上記入院保険以上に「不要」です。

ただし、ガンが死因の親戚がいたのなら、加入は検討しても良いと思います。
ガンは、そう遺伝的要素は低いようですが、気になるときは非常に気になります。

私も母方の親戚にはガンが原因で亡くなった人が複数いるので、当然のごとく気になります。
だから、ガン保険に加入しています。

家系的にガンに罹りやすい人もいるので、その場合にはガン保険は有効な「保険」になります。


以上は、私見です。
個人で加入の場合であり、実際の加入時・契約時には、セールスパーソンからヒアリング・説明がありますので、それを参考にしてください。
法人で加入時は、税制面が個人の場合と全く違いますので、参考にしないでください。

良い民間の保険の加入方法

まず、じっくりと「コンサルティング」(相談)にのってくださる担当者(セールスパーソン)を探しましょう。

これが、全てと言って良いかも知れません。
信頼できないと、必要な情報を提供したくありませんよね。

「保険会社は、どこがよいのか」を見つけることも重要ですが、それ以上に、「良い担当者(セールスパーソン)」を探すことです。

いずれにしろ、生活に余裕がない状態で、入院保険に加入することはありません。国保や健保で十分賄われます。入院時の高額療養費は、現物給付も始まっていますので、入院した場合の実際の持ち出しも以前に比べ少なくなっています。

大阪社労士事務所では販売していません

  • 大阪社労士事務所では、生命保険および損害保険の代理店をやっておりません。
  • 民間の保険にご加入の際は、契約内容をセールスパーソンにご確認の上、契約締結するようにしましょう。
  • 税務面は、税制改正により変わることがあります。税金については、税務署または顧問税理士の先生へご確認を願います。



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