「副業を認めない企業のイメージとは?」
同業者の社会保険労務士から、ポツンと質問をいただきました。
「最近は、どこの企業でも兼業・副業を認めるようになっています。そんな中でも、兼業・副業を認めない企業ってどんなイメージでしょうか?」
(同業者なので、自分で考えれば良いと思いますが…。)
こんなところでしょうか。
- 考え方が古いまま
すでに「兼業・副業」が世間での常識に近い部分になっているにもかかわらず、意識がアップデートできていない。「本業こそが仕事」であり、他所でも働くなんて浮気と取られている? - 労働時間が長い
そもそもの労働時間が長く、時間外や休日に働ける余力など無いだろうという判断から。カラダが大丈夫なのか心配になりますね。 - 情報漏洩が怖い
ノウハウだと良いのか、と最近の兼業・副業での在籍企業での知識知恵を利用したコンサルは正直心配。ただ、私の周囲(お客様)では相談事例さえない。 - 競業があるかもしれない
これを言ってしまうと、「イオン」や「大手商社」に勤務していると、全ての業種でバッティングしていそうな気がしますが…。
もう少し話し込んでいると、こんなことも同業者から。
「でも、最近は銀行さんも認め始めてますよね。○○銀行とか、○○銀行とか。この前は、○○信用金庫さんも」
はい、私の周りで、社労士を副業として考えるヒトが多く、金融機関勤務の方も少なくありません。でも、地方銀行とか、信金さんですね。メガバンクはどうなんでしょうか。
すると、追加で同業者から。
「意識の問題と、時間の複合的な問題じゃないですか?」
「まあ、本業で十分な収入があるのに、副業するってどんだけお金が欲しいんでしょうか。」
お金はいくらあっても困りませんからねえ。
このあたり、労務監査をするとしたら「兼業・副業を認めていない古い体質の企業である」旨のコメントを書くかも知れません。
※守秘義務の関係で、脚色しています。
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