少人数でも安価に使える給与計算ソフトは?
ホームページをご覧いただいたご近所の企業様からお問い合せをいただきました。面談希望と言うことでしたが、弊所・大阪社労士事務所から訪問ではなく、伺いたいとのこと。
今回ご相談いただいた直接の理由は、「税理士事務所から社会保険労務士に顧問契約をお願いした方が良い」と言われたことらしい。事情を伺いました。
(その税理士事務所は、私の知り合いではありません。)
- 大阪市内の企業、企業規模は10名ほど。まだ従業員数は増えそうな予想をしている。
- 今までは社長なり社長の奥さんが給与計算をやっていたけれど、人数も増えてきて、面倒になってきた。顧問税理士に相談すると「社労士に依頼する方が良い」。
- 社会保険・労働保険の手続きは、書類一式を持って、役所へ届け出ている。
詳しく伺うと、「税理士さんは○○県の先生で、社労士は近所を希望」していたため、あえて顧問税理士に紹介をお願いしなかったらしい。それで、Google検索で出てきた弊所・大阪社労士事務所にまずは相談を。
社労士として、給与計算ソフトに求める機能
当たり前じゃ無いのと言われそうなのですが、意外と「欲しい機能がない」給与計算ソフト(システム)も少なからずあります。とくに、非常に安いソフトや税理士事務所向けの給与計算システムは、そう言う傾向。
- 年度更新の確定保険料算定基礎賃金集計表が、一発で集計できる
- 算定基礎届の資料が、一発で出力できる
- 全銀データ(全銀ファイル)が、出力できる
最低でも、この程度の機能は必要です。労保や社保の資料は、一発で集計できない場合もありますが、欲しいですね。
また、今回のご相談企業は、10名ほどと言うことで、無料の給与計算ソフトは利用できず。クラウド系のシステムをご案内すると、「結構高いなあ」との声。
★「顧問契約に給与計算も含めれば良いだけじゃない?」と思われたかも知れません。料金提示したところ「社労士さんの顧問料って、意外と高いわ」→「先生の知ってる給与計算ソフト教えてもらえますか?」に変化したのです。
まとまりました
で、どの給与計算ソフトをご案内したのか?
B社とF社の給与計算ソフトをお知らせしました。どちらも安いですが、前者はオンプレ、後者はクラウドです。
日本国内で販売されている全ての給与計算ソフト(システム)を知っている訳ではありません。自事務所では、弥生給与と「楽しい給与計算」場合によっては「セルズ給与」を使用しています。お客様の給与計算ソフトも、設定などをチェックすることがあり、あと4つ5つくらいのソフトは少しだけ触ったことがあります。
社保も労保も自社で対応できると言うことで、「人数がもっと増えたら」「分からないことがあれば」社会保険労務士顧問をご検討いただくことに。(T^T)
今回は、ご依頼前提の相談でしたので、相談料はいただいておりません。
ちなみに、36協定や就業規則に関しては、全くタッチしていません。大丈夫でしょうか…。
※守秘義務の関係で、脚色しています。
大阪社労士事務所
【大阪社労士事務所は、就業規則・労務相談をメイン業務とする社会保険労務士事務所です。】
年次有給休暇の管理、有休の計画的付与制度の導入、働き方改革の支援、就業規則の変更・見直し、各種規程の策定も行っています。
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