まだあった、宙に浮いた年金記録

今回は珍しく年金がテーマです。
と言っても、いろいろ事情がありますので、ボヤーッとしか書けませんので予めご了承ください。

ある60歳代の男性から、紹介者を通じて年金相談、もらえるなら老齢年金の裁定請求をして欲しいと依頼がありました。

数年前に、大阪府以外にある年金事務所で相談された記録があるので、その年金記録(紙)を拝見しました。確かに納付済み期間・免除期間・カラ期間を合わせても25年には満たないのですが、昨年8月からの「10年年金」は受給できるではありませんか。

年金事務所の窓口で、年金記録を確認されているので、これ以上ヒアリングを掛けても25年には満たないだろうと言うことで、つい先日裁定請求書(年金の申請書)を大阪府内の年金事務所に提出。通常であれば、2カ月以内に年金証書、最初の15日に過去の分を含めて支払われるだろうと踏んでいました。

大阪社労士事務所・まだあった宙に浮いた年金記録

それが、年金機構から電話連絡がありました。
「同じ生年月日で、名前の読みが違う方が一名いらっしゃるんですけど、勤務した会社を確認していただけますか?」

よくある読みで悩むのが、「恵美:めぐみ、えみ」「真治:しんじ、まさはる」、地名でもありますよ「神戸」!こうべ、こうど、かんべ…。苗字なら、昔上司にいた「堀田:ほりた、ほった」、知り合いに何人かいる「米田:よねだ、こめだ」「金田:かねだ、かなた」(使ってスミマセン)。

そういう間違いがあって、60歳代の男性の依頼者に確認すると、昔に勤務した会社名がスラスラ出てきたではないですか! 弊所もうっかりしていたのですが、つい数年前の年金記録の紙があったので、本当に年金記録を信用していました。もちろん、弊所の側でも委任状をもらって、期間の確認等はしましたが。
(なんで、数年前に年金相談した大阪府以外に所在する某年金事務所では、読みの確認をしていなかったのでしょうか。間違えやすい読みなのに、と自分のうっかりは横に置いて…。)

出てきた年金の期間を合わせると、25年以上になり、5年前の分から遡って受給できるようになります。(まだ、年金証書も来ていないので。) 最初に振り込まれる金額が、○十万円から1ケタ増える計算に。

知り合いから、その依頼者を紹介いただき数か月。
何か使える期間はないかと、カラ期間になりそうなものを探していたのに10年年金になってしまい、ガックリ来ていたところ。年金機構の審査の過程で、担当者が隠れていた年金記録を探してくれたんです。 いえ10年年金の裁定請求があった場合は、25年に満たないのかどうかのチェックをされるので、このようなこともあるそうです。

分かったこと。
「過去の年金記録(紙)は、信用しすぎるな。」
過去の職歴は、年金記録(紙)から引っ張ってくるのではなく、ちゃんと依頼者の記憶からたぐり寄せるのが確実です。会社名が分からない場合は、勤務場所・地名だけでも思い出してもらいたいです。戸籍の附票も有効ですけど。

早く年金証書が届いて、最初の年金支払いが無事にありますように!

※守秘義務の関係と諸事情で、脚色しています。フィクション程度に受け取ってもらえると幸いです。実際に年金相談、依頼はあり、裁定請求書は提出済みです。審査の過程で年金機構から勤務先事業所名の確認があったのも事実です。

大阪社労士事務所

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