9/5就業規則見直し&無期転換のセミナー報告

昨日9月5日は、弊所主催のセミナーが2つ。午後1時から就業規則見直しセミナー、午後3時からは無期転換対応セミナー。どちらも参加申込が有り、主催者のモチベーションを高めてくださっています。

まずは、会場の光景から。
大阪社労士事務所・就業規則見直し&無期転換対応のセミナー報告2018-09-05
いつもは、レジュメや小冊子、資料集、弊所のニュースレターなどを人数分机の上に配置するのですが、今回は無しで。ちゃんとやっておいた方が良かったかも。

さて、午後1時からの就業規則見直しセミナーは、2社2名様にご参加いただきました。
お二人とも「就業規則勉強中なので」ということで、実務的なご質問はありませんでした。が、お二人ともタブレットやらノートPCを開かれて、入力されてると緊張しますわ。。。
(齢50半ばですので、レジュメにはペンで記入しろと言われた世代です。)

おそらく、参加者様が聞きたかったのは働き方改革関連法の成立に伴う実務的な対応なのですが、就業規則では現状何もできません。せいぜい、時間外労働の見直し・削減。年次有給休暇の5日以上強制取得も、来年4月以降ですので、今就業規則に落とし込むことはできません。できるのは、実態の把握と今後の対策。

●就業規則の見直しで注意すること
1.現状の就業規則が実態や法令に合っているのかどうか。お金を出したくない場合は、労働基準監督署でご相談ください。お金を出しても良い場合は、是非弊所・大阪社労士事務所へご相談ください。
2.就業規則は、人事労務や企業経営において万能ではありません。従業員・社員もヒト、経営者・社長もヒトです。ここのところ、お忘れなく!


午後3時からは、無期転換対応セミナー
こちらは、1社2名様のご参加。だいたい2名様で参加される場合は、実務的に問題がある場合が多いのですが、今回はどうだったのでしょうか。まあ、セミナーと言うより社会保険労務士に対する個別相談になってしまいました。内容的には、このブログにはアップできません。もちろん、ここに書けない内容のご相談でも、ちゃんと一定のレベル以上のお答えは返していますので、ご安心ください。

そういった「個別相談狙い」としてのセミナー参加も歓迎です。
なぜって??
個別相談ですと例え1000円でも源泉徴収が必要、セミナーなら源泉徴収はとりあえず関係なし、です。そうです、低額でも源泉徴収をしないとなると面倒です。

商工会議所が開催する人事労務・労働関係のセミナーなら満席になることも多いようですが、弊所・大阪社労士事務所の主催セミナーなら、個別相談使いもできるぐらいですので、お得です。

●無期転換で注意すること
1.「特段の定め」は、必ず定めてください。今、トラブルになっているのはだいたい期間だけ有期から無期にしているケースです。
2.解雇の項目は、平成24年8月の厚生労働省の通達を参考に追加しておきます。今追加して良いかは、別の判断になりますが。

上記 1.2.ともに「無期転換小冊子」には記載していますので、お手元に「無期転換ルールのポイント」小冊子がある場合は、必ず読み返してください。お手元に無い場合は、所属している団体・組織などにご相談ください。

≫≫大阪社労士事務所の主催セミナー「就業規則見直しセミナー
≫≫大阪社労士事務所の主催セミナー「無期転換対応セミナー

大阪社労士事務所

【大阪社労士事務所は、就業規則・労務相談をメイン業務とする社会保険労務士事務所です。】

年次有給休暇の管理、有休の計画的付与制度の導入、働き方改革の支援、就業規則の変更・見直し、各種規程の策定も行っています。
労働条件自主点検表が送付された場合の対応もおまかせください。

ご相談・ご依頼は、ご遠慮なくどうぞ。

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働き方改革に対応、就業規則見直しセミナー

セミナーだけでなく、個別相談の対応も行っています。次回開催は、10月5日、間に合います。

無期転換対応セミナー」「働き方改革・改正労働基準法セミナー」「働き方改革の前に働き方改善を先に・セミナー」の講師も承っております。

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