自転車通勤にヘルメット着用は必要?

「自転車で、自宅へ帰る途中の道路で転倒して、救急車で運ばれました。たまたま、外を見ていた道路沿いの方が、その時の様子を見ていたらしいのですが、一回転したらしいです、覚えていませんが。ヘルメットをかぶっていたので、脚を打撲しただけで、頭は大丈夫でした。自転車は奇跡的に無傷。」
と、いつも行く近所の居酒屋のマスターから聞かされました。

マスターは、自転車好きで、タイムトライアルや大会にも出るくらい。職場である居酒屋のその日の営業を終えて、自宅に帰る途中で、事故に遭った、全くの自損だったようで。スピードは、マスター曰く「20kmプラスアルファ」だったとか。道路上にブロックでも置いてあったのかと思ったのですが、救急車が来た時にはそういうのはなかったそうです。

「アルコール、入ってたんちゃうの?」と私。
マスター曰く「全然呑んでませんよ。」。
居酒屋の営業終了後ですから、時間帯は深夜12時頃。

3日ほど入院、MRIで脳の検査も受けたのですが、全く異常なし。ただ、転倒事故の直前から救急車で病院に運ばれるまでの記憶は思い出せなかったと。

弊所のある大阪市西区西本町から、マスターの自宅のある天保山まで約8~9km。自転車通勤としては、ちょうどエエ距離ですね。

●自転車も軽車両なので、道路交通法は順守すること
●自転車の速度も、ほどほどに
●ヘルメット着用は、できるだけ義務の方向で
●損害保険は、必ず加入
●自転車通勤を認めるなら、自転車通勤規程でルールを明確にする

私も、自宅事務所間を何度か自転車を使って往復しましたが、そんなに多くない回数でも、2回ほど転倒しています。居酒屋のマスターと違って、走行中の転倒でなく、止まっていて、横から他の自転車に当たられて転倒。相手は、2回とも逃げていきましたが。

「ママチャリやのに、ヘルメットかぶるの?」
「自転車にヘルメットって、田舎の中学生みたい。」
「スピードださへんから、大丈夫。心配しすぎでは?」
「ヘルメット代、誰が出してくれるの?」
「自宅から駅まででも、ヘルメット?」
いえいえ、それなら、公共交通機関使いましょう。

通勤に自転車を使うなら、あるいは許可するなら、ある一定のルールは必要です。

規程のご相談なら、弊所・大阪社労士事務所まで。


大阪社労士事務所

【大阪社労士事務所は、公的保険手続き・給与計算・就業規則・労務相談を行う、ごく普通の社会保険労務士事務所です。】

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