離職理由は、退職証明書で確認するしか方法がない?

【大阪社労士事務所は、公的保険手続き・給与計算・就業規則・労務相談を行う、ごく普通の社会保険労務士事務所です。】

「やっぱり退職時の書類を求めたら、辞退されましたわ。」
と、お客様の担当部長から。
やっぱり、って。。。

その企業様、以前は「退職証明書」は取っておらず、何かあるとすれば身元保証書だけ。
今回、総務経理の従業員さんを補充採用するのにあたり、安全を期して退職証明書も、という流れになったとか。

●前職の会社に、今から連絡を取りたくない。
●「何か疑われているんでしょうか?」と反応があった。
その他にも採用予定者から色々言われたそうですが、それも売り手市場だからでしょうか。

以前にもブログで書いたと思いますが、退職理由・離職理由は別の方法で調べる事ができます。
それは、雇用保険受給資格者証の離職理由コードで確認できます。

11:解雇
12:天災等の理由により事業の継続が不可能になったことによる解雇
21,22:雇止め
31:事業主からの働きかけによる正当な理由のある自己都合退職
32:事業所移転等に伴う正当な理由のある自己都合退職
23:期間満了
24,25:期間満了・定年
33,34:正当な理由のある自己都合退職
40,45:正当な理由のない自己都合退職
50,55:被保険者の責めに帰すべき重大な理由による解雇
です。
大まかで、特定受給資格者・特定理由離職者・一般も何となく分けています。

「雇用保険受給資格者証をなくした、紛失した。」
もし、そのような方が総務経理の担当者として適切適当なのか。

離職理由が「解雇」とあると、採用のご担当者としては気になると思います。
じっくりお話しを伺って良いはずです。


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