キャリアアップ助成金のご相談の前に

【大阪社労士事務所は、細かいスポットの依頼にも対応しています。】

最近、キャリアアップ助成金のご質問・ご相談が増えています。
電話で「おいくらですか?」と尋ねられますが、その前に伺いたい事項があります。

「雇用保険に入っていますか?」
「雇用契約書か、労働条件通知書を交付していますか?」
「法人ですので、社会保険に加入しています?」
などと質問させていただきます。

ただ、返ってくるお答えは、
「雇用保険は、まだ入ってませんよ。」
「人を採用するのに、契約書がいるんですか。」
「年金なんて、もらえないじゃないですか。」
なんです。

基本的な事ですが、「雇用保険に加入する」「健保・厚生年金保険にも、サービス業以外なら加入する」「雇入れ当初の書面、例えば労働条件通知書は必要」です。
加えて、例えば正社員転換するのであれば、「就業規則」も必要ですし、「正社員転換の規定」も。

何もせずに「助成金」がもらえるはずもなく、やらなければ、キャリアアップ助成金はもらえません。

「そんな面倒なら、やめるわ。」
「就業規則に、お金なんて使えへんやん。」
「社会保険労務士にお金払ってたら、助成金の意味がないでしょ。」
経営者の方から、そう言われますが・・・

ちなみに、当事務所では、キャリアアップ助成金を含め助成金の手続きはスポット契約では受託しておりません。顧問契約をしていただいた上で、助成金の手続きをさせていただきます。企業様のことを知らないで、助成金の手続きはできませんから。
すでに、他の社会保険労務士事務所とご契約されている場合も、当事務所と顧問契約をしていただいた上での対応となります。
(税理士事務所様などが責任を持って給与計算等をされている場合は、顧問契約ではなくスポット契約で受託する場合もあります。もちろん、その税理士先生を知っていることが前提です。雇用保険・社会保険手続きを自社対応の場合は、やはり顧問契約必要ですね。)

助成金の手続き以外、例えば就業規則の変更・見直しなら、スポット契約でもさせて頂きますが。


大阪社労士事務所

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