ノー残業デーをどうするのか?

先ほど伺った顧問先での話し。

訪問理由は、就業規則の変更・見直しだったのですが、ご質問をいただきました。

顧問先の部長「ノー残業デーですが、うちは、水曜日に設定していますよね。でも、それで、議論になったんです。」

何やら、次世代法の一般事業主行動計画に「ノー残業デー」を選択したので、それを気にしておられました。もう一つ、ノー残業デーを作ったのは、数年前に、労基署の是正勧告を受けたときに、私が「ノー残業デー」の設定をご提案したから。

顧問先の部長「納期が迫ってたら、どうする?水曜じゃなく、木曜日は?」
などと、疑問が湧いてくるようでした。
(人事労務の担当部長として、他の幹部から質問攻めに合っていたそうです。)

「仕事が一番です!」
アクションプランに縛られることなく、実を取れば良いと思います。

「残業を減らすのが一番。でも、労基署のためじゃなく、『過労死』や『残業代』のことがあるからです。」
誰のために、ノー残業デー・残業の削減なのか、です。

でも、幹部会議があるなら、呼んで欲しかったですね。
たまに、参加させてもらってますが。

人事労務のテーマが、会議の議題に載るのは、良い企業の証拠です。

大阪社労士事務所
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