2008.11.15
カテゴリ:人事労務の情報
雇用以外の労務提供契約
今年に入ってから、お問い合せが多いのが、雇用以外の労務提供契約。即ち、委託や請負の関係。
今日も、電話で相談があり(無料です、結果的に。)、丁寧だったので、こちらも同等の対応をしました。
「業務委託契約をしていたのですが、明日から来なくて良いと言われて。」とのこと。
「どうしたいですか?」
ご相談者様の気持ちで、全て変わってきます。執るべき手段も、です。
私:社労士「実態で変わってきますが、従業員としてなら。。。」
歯切れが悪いです。
対応は、
雇用される側は、
・契約自由の原則があるので、契約は慎重に。
・怪しい会社と思えば、すぐに対処する。
・証拠は、残しておく。
くらいでしょうか。
雇用する事業主としては、次のくらいはやって欲しいです。
・委託であろうと雇用であろうと、契約解除には合理的な理由が必要なので、解除通知は慎重に。
・当たり前ですが、コンプライアンス(法令順守)の意識を持って。
・何でも、書面で。
契約トラブル、労務トラブルは、イヤです。
相談は、
市役所の法律相談、法テラス、雇用と思うなら労働基準監督署です。
解決手段は、雇用かこれ以外で異なってきます。
裁判有り、地位確認有り、支払督促有り、申告有り、その他色々です。